家の中心となる大黒柱(35㎝角)を立て、梁を組んでいるところです。
栗や赤松の木材を使用しました。
伝統構法により3本の梁を組んでいます。職人の手刻みにより、1本1本の木の特徴を生かしています。
金具に頼らず、木と木を組み合わせることで、地震や強風に対してもしなやかに粘り強く耐えられる家になります。
木組みが完成したのち、屋根を張ります。
乾燥させた竹を格子状に組み、土壁 の下地とします(竹木舞)。
左官職人により、土壁や漆喰が塗られていきます。
自然素材の壁は体にも優しく、居心地のよい空間をつくります。
外壁は漆喰で仕上げました。内部についても床が張られ、造り付けの家具やキッチンなども備わっています。
片屋根が特徴の、シンプルな外観です。写真では伝わりませんが、木の香りがあふれる住まいです。
ぜひ、実際に足を運んで良さを実感してください。